集合的無意識
シンクロについて調べていたら気になった言葉
「集合的無意識」について調べてみました。
スピリチュアルやツインソウルなどについて書かれているサイトでもよく
「集合無意識」などと、少し言葉を変えて使われていることがありますよね。
「催眠を知りマーフィーの法則を活かせ!」さんより引用。
集合的無意識とは ユングが考える「心の構造」は
意識
個人的無意識
集合的無意識
の3層からなると説明されています。
意識というのは 自分で認識できる心です。
個人的無意識というのは 個人の経験から生まれた自分では意識できない心です。
・自然に忘れ去られた意識内容
・意識が抑圧した内容(コンプレックス)
・意識されない感覚的な痕跡の内容
集合的無意識というのは 人類全体が共有する普遍的な心です。
この集合的無意識、そのものは、意識的に把握することはできません。
しかし、これらを、直感的なイメージとして認識することができます。
このイメージにはパターンがあり、ユングはこれを元型と呼んでいます。
ユングが、集合的無意識をいいだした根拠はどこにあるのでしょうか。
・精神病患者の妄想などに
古来からある神話や宗教のイメージと類似性がある
・深い夢をみると同様な類似性を発見できる
・世界各地に存在する神話に類似性がみられる
こちらのサイトではシンクロについても書かれています。
①確率論の確率よりも高い確率で起こる
②共時現象を希望する人には、よく起こる
③強い感情を帯びる場合によく起きる
詳しくはサイトに飛んでみてください。
「性と文化の革命家」さんより引用。
ユングは無意識を二つに分けて考えた。
・個人的無意識---- 個人の中で忘れてしまった記憶の内容、
意識によって抑圧された内容(性欲・殺人願望他)など。
・普遍的無意識----人類に共通している心の層。
全世界に共通している神話的なイメージ
(どの国にも神話や伝説が存在している)。
われわれの祖先の経験が遺伝したものと考えられている。
ユングは、人間がみる幻覚や妄想の内容が全世界に存在している神話の内容と極めて似ている事実を見いだし、そのことから普遍的無意識の存在を主張するようになった。彼はその内容として元型の存在を主張したのである。
気になるのは「精神病患者の妄想」というところです。